最近「スクワラン」という成分名をよく見かけます。
どのような成分でどのような美容効果があるのかについてまとめてみました。
スクワランとは
スクワランを構成しているものはこの2つです。
- スクワレン…ほ乳類や植物などに含まれる成分(潤滑性に優れる)
- 水素…スクワレンを安定させる成分
スクワランは人間の皮脂膜の成分でもあります。
皮脂というと「出て欲しくないもの!」と思う人が多いですが
スクワランは汗と混ざり合い「天然のクリーム」といわれる皮脂膜となり、
紫外線やホコリ、排気ガスや雑菌などの外部の異物から大事なお肌を守る役割を担っています。
スクワランには大きく分けて2種類のものがあります。
- 動物性スクワラン…新海鮫の肝油から抽出するスクワラン
- 植物性スクワラン…オリーブオイルなどから抽出するスクワラン
スクワランの美肌効果
- 美肌効果…乾燥、肌荒れなどのトラブルから守る
- 浸透作用…人の体内に存在するので優れた浸透力があります
- エモリエント作用…美肌、ニキビの予防
皮脂膜の代わりにお肌のバリア機能をサポートします。
乾燥や紫外線、ホコリ、花粉などの刺激からお肌を守ります。
- キメが整ってふっくら
- 毛穴を目立たなくする
などの効果も期待できる感じです。
スクワランはもともと人の体内に存在する成分なので、
異物として弾かれにくく浸透力を発揮します。
スクワランオイルは酸化しづらく固まりにくい
オイルって酸化することが心配ですよね?
スクワランオイルは酸化しにくく固まりにくいので、
化粧品の原料にするのにピッタリなわけです。
スクワランオイルを使ったスキンケア方法
スクワランオイルを使うタイミングとしては、
洗顔
↓
化粧水
↓
スクワランオイル
乾燥が気になる部分を中心に1滴~数滴を使います。
まずは1滴からがおススメです。
化粧水でお肌がしっとり濡れている状態にスクワランオイルをなじませていきます。
化粧水の水分とスクワランオイルの油分が自然と混ざって(=乳化)
良い感じに浸透していきます。
キレイなお肌とは水分と油分のバランスが良い状態のお肌。
スクワランオイルを使ったスキンケアはこれを叶えてくれます。